甲子園強豪校から学ぶ!「笑顔」のチカラと本当のトコロ

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甲子園強豪校から学ぶ!「笑顔」のチカラと本当のトコロ

夏といえば、花火、海、かき氷に甲子園!今年も連日、さまざまな記録やドラマがうまれています。
わたしも毎年どんどん年下になっていく彼らの頑張りに心を動かされている1人です。

そんな甲子園を見ていてとても気になるのは、画面に時折り映し出される甲子園球児の「笑顔」です。

勝っているときやヒットを打ったときに笑顔なのはもちろん良いのですが、打たれたときや、負けたときまで「笑顔」なのです。

初めのうちはとても違和感があり「ピンチなのにヘラヘラしてるんだ」と憤りさえ感じていましたが、よくよく毎年見ていると、とても多くの学校が「笑顔」を試合中に意識的に取り入れていることに気づきました。

各地で、下は30から上は200校近い学校とのトーナメントで勝ち上がってきた強豪校が何の意味もなく「笑顔」を取り入れているはずがありません。

詳しく調べてみると「笑顔」には様々なすごいチカラがあることがわかりました。
中でも、スポーツのパフォーマンス向上に効果的なものをまず4つ紹介いたします!

笑顔がスポーツにもたらす本当のチカラ

身体が力まず、リラックスする

苦しいときに、歯を食いしばってしまうと、肩や首の緊張につながり血流が悪くなり筋肉が膠着していきます。肩や首が膠着すると肩があがり、呼吸が浅くなり、疲れやすくなってしまいます。

笑顔で運動をおこなうと無駄な筋肉の緊張がとれ、結果的に全身がリラックスした状態で運動をおこなえるようになるため、より高いパフォーマンスを発揮できます。

心拍数が下がる

人はストレスを感じることで交感神経が優位になり、血圧が上がり心拍数が上がります
大会・試合前に緊張すると心拍数が上がるのも同じ原理です。

適度な緊張や心拍数はパフォーマンスを上げるために必要なことが分かっていますが、問題は上がりすぎてしまうこと。

心拍数が上がることで、呼吸が早くなり、自分の動きと合わなくなり余計な力を使ってしまい、終いにはバテてしまう。

そこで「笑顔」が役立ちます。
笑顔になることで副交感神経が刺激され、血圧が下がり、心拍数が下がることがわかっています。
またストレスホルモンの分泌が減少し、脳の温度まで下げてくれます

つまり、緊張や心拍数を「笑顔」になることで、自分で自分をコントロールすることができるということなのです。

表情が変わると脳がだまされる

人は口角を上げ、笑った顔をしたとき、脳の快楽や楽しさをつかさどる部位が働くことがわかっています。それは作り笑顔でも同じ効果が得られるそうです。

つまり、私たちは「楽しいことがあるから笑う」というものだと思いがちですが、どうやら私たちの脳は「笑っているからなんだか楽しい」という回路をもっているようです。

ドーパミン、セロトニンなどのホルモン物質が分泌

さきほども触れましたが、「笑顔」になることで、脳にパフォーマンス向上に役立つさまざまなホルモンが分泌されることがわかっています。

  • エンドルフィン…別名「脳内麻薬」とよばれ、多幸感をあたえ、鎮痛作用をもたらすホルモン。
    モルヒネと同様の作用だといわれています。
  • ドーパミン…やる気やパワーの代名詞である「アドレナリン」
    その前駆体(アドレナリンが生成する前の段階の物質)が「ドーパミン」です。
    ドーパミンが多量分泌されるとストレスホルモンの分泌が抑えれ、落ち込んだ鬱っぽさから開放されます。
  • セロトニン…心を安定させ、ストレスへの耐性を高めてくれます。
    一般的にストレスというと心理的な面というイメージですが、実は「痛み」という肉体的なストレスへの耐性も上げてくれます。格闘技には必須なホルモンと言えます。

このように笑うだけで幸せ、やる気、リラックス、プラス思考、ストレスへの耐性向上といった作用をもつホルモンが分泌されます。

あの福地選手も実践!

フルコンタクト空手界で無敵の強さを誇る福地勇人選手も以前、自身のブログで「試合当日に笑っていることで運を呼び込み勝てるようになる」と綴っていました。
実際、試合会場でも試合直前までは常にリラックスした表情でいることが多い選手です。

総合格闘技で史上初日米メジャー二冠王となり、去年那須川天心選手と戦い有名になった堀口恭司選手も、数日前にとったVTRや、前日の記者会見、当日の会場入り、控室までも、笑顔でいることが多く、笑顔が印象的な選手です。

でも本当は…

そんなタダで、手軽に、だれでも強くなれてしまう素晴らしい

「笑顔」

ですが、笑顔とその効果には、最近の研究でこんな実験結果がでています。

「作り笑顔」は×?

どのような表情が身体の緊張を解きリラックスしてランニングできるのかという実験をおこなったところ、1番は「自然な笑顔」でのランニングでした。

作り笑顔でも同じ結果が得られそうなところですが、無理やりつくった笑顔では、自然な笑顔に比べて表情筋が緩みすぎてしまうことで、逆に身体が緊張し、リラックス状態が保てないんだそう。

「笑顔効果」がでない人がいる!?

また心理面でもおもしろい研究結果がでています。

その研究では「笑顔効果」がほとんどの人に認められましたが、一定数の人たちはかえって幸福度がさがり、物事をおもしろくないと感じてしまったということもわかっています。

無理に笑えば笑うほどなぜか不幸になってしまう人たちがいました。

無理やりでも笑顔をつくれば幸せになれるというテクニックを知っている人たちは、かえって無理に笑顔になればなるほど、なぜか不幸になったそうです。

つまり「笑顔効果」がある人は、「無理やりにでも笑顔をつくると幸せになれる」ということを知らない人たちに限られたそう。

まとめ

最近のこのような研究から、笑顔の効果は絶大ですが、それは偽りのない自然な笑顔であることが重要であるということがわかってきました。

しかし本番当日に「自然な笑顔」でいられる人というのはそう多くはありません。

自然な笑顔で本番当日を迎えられている人は、これまでの練習での日々の懸命な努力や準備、積み上げてきた経験や実績からくる精神的な余裕が「自然な笑顔」を生み出しているのでしょう。

そしてその「自然な笑顔」がさらなるパフォーマンスアップにつながっているとすれば、もう無敵ですよね。

これが勝ち続ける人の強さの秘訣なのかもしれません。

    

いかがでしたでしょうか?
今回は「笑顔」をテーマに書かせていただきました。

おそらく強豪校の監督たちは、高校生という感情の起伏が激しく、それにより大きく試合の流れが変わってしまう高校野球という性質から、彼らのメンタルコントロールのために「笑顔」を取り入れているのでしょう。

高校球児の笑顔の裏にある汗と涙と泥だらけの日々を想像して、あの夜の甲子園のハイライト番組で、ますます号泣してしまいそうです。

自分自身も日々や本番当日に、どのようにすれば「自然な笑顔」であれるか?ということについて考えてみたいと思います。

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